| 健康知識-成人病の三大要因とは |
| 高血圧 |
高血圧とは |
・心臓から押し出す力が強くなるか、もしくは血管が硬くなり伸び縮みしないようになると血圧が上がります。このように血圧が上がっている状態が高血圧です。 |
| 高血圧の基準 |
| 分類 | | 高い方 | | 低い方 |
| 至適血圧 | 合併症に最もなりにくい値 | <120 | かつ | <80 |
| 正常血圧 | 間をとっています | <130 | かつ | <85 |
| 正常高値血圧 | 高血圧に移行しやすい値 | 130~139 | または | 85~89 |
| 軽症高血圧 | 血圧値の順で分類 | 140~159 | または | 90~99 |
| 中等症高血圧 | 血圧値の順で分類 | 160~179 | または | 100~109 |
| 重症高血圧 | 血圧値の順で分類 | ≧180 | または | ≧110 |
・病院、医院では血圧が130から140以上になると高血圧症という診断になり、食事療法、運動療法、降圧剤治療の適応になります。この診断基準については、日本高血圧学会が定めた、「高血圧治療ガイドライン2004」(JSH2004)がスタンダードになっています |
| 高血圧の危険性 |
・高血圧をそのままにしておくと、やがて心臓病や脳卒中などの合併症をおこします。高血圧の恐ろしさは、この合併症にあります。 ・それでは、血圧が高くなるとなぜ心臓病や脳卒中になるのでしょうか? 血圧が高くなると血管はその圧力に耐えるために、血管壁が厚くなります。 しかし、血管壁の厚い血管は弾力性が失われてしまうのです。また、弾力性が失われた血管は傷つきやすくなり、血中の物質によって傷害されます。その傷口からコレステロールなどの脂質が血管壁に入り込むと動脈硬化になります。 ・この動脈硬化が安定している状態であれば、心臓病や脳卒中は起こりません。しかし、血管壁にさらに圧力が加わって動脈硬化が破裂した時に血管がつまります。動脈硬化が破裂するとその部分を修復するために血小板が集まり、この血小板によって血管がふさがれてしまうのです |
| 高血糖 |
高血糖とは |
・高血糖とは、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が正常値より増加している状態を言います。 ・高血糖のやっかいな点は、血糖値が高すぎても特に体調が悪くならないということで、高血糖の症状があっても、軽度であるか、非常にゆっくりと現れるため、気づきません。そのため、定期的に血糖を測ることがとても大切であり、高血糖であれば、すぐ治療しなければなりません。 ・それは、高血糖が続くと、糖尿病性合併症を発症するリスクが高くなるからです |
| 高血糖の基準 |
・血糖とは、血液中のグルコース濃度(糖の濃度)を測定するもので、血糖が高いか、低いかをチェックします。100ccの血液の中に、約100mg (約0.1g) というわずかな糖分があるのが正常で、0.2g になると糖尿病となり全身に影響が出ます。 ・血糖は、ホルモンによって調節され、血糖を低下させるのは、膵臓で合成されて分泌されるインスリンが必要ですん。 ・インスリンが不足すると、高血糖となり、糖尿病の状態となります。逆に、インスリンが過剰なら低血糖になります。 |
| 高血糖の危険性 |
・高血糖の状態が長く続くと、血管や神経細胞に悪い影響を与えます。私達の眼や腎臓には非常に細い血管が通っています。そのため、糖尿病性網膜症や糖尿病性腎症が引き起こされ、末梢神経が障害されることにより糖尿病性神経障害が引き起こされます。この三つの合併症は糖尿病特有のもので、その頻度も高いことから糖尿病三大合併症と呼ばれています |
| 高脂血症 |
高脂血症とは |
・脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が増えすぎた状態をいいます。 |
| 高脂血症の基準 |
・日本動脈硬化科学会の基準値では、総コレステロール値が220mg/dI以上、または中性脂肪値が150mg/dI以上の場合を高脂血症といいます。 |
| 高脂血症の危険性 |
・血中脂質が高くなると、血がドロドロになって流れにくくなり、栄養や酸素をすみずみまで行きわたらせなくなります。そのため心臓は、強い力で血液を押し出すようになり、心臓に負担がかかり、血圧も上昇します。 ・また、血がドロドロになるとコレステロールや中性脂肪が欠陥に付着するようになり、動脈硬化も進んでいきます。高脂血症が怖いのは、何の自覚症状もないまま進み、合併症が出て初めて気づくことです。高脂血症が進行すると動脈硬化になりますし、それが原因で狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を起こすこともあります。 ・また、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝の原因にもなります。 |